「家は、性能。」という力強いキャッチコピーを掲げ、8年連続で商品別販売棟数業界No.1を達成した一条工務店のi-smart。
その圧倒的な人気から「日本で最も売れている住宅」とも称され、多くの人々を魅了し続けています。
しかしその一方で、
「坪単価が高いと聞くけれど、実際の総額はいくらになるの?」
「業界最高クラスと言われる性能は本当?」
「実際に建てた人のリアルな声が知りたい」
といった疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、そんなi-smartの坪単価や坪数別の総額シミュレーションはもちろん、なぜ坪単価が高くても選ばれ続けるのか、その理由である長期的なコストパフォーマンスを解説していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
本文に入る前に、これから家づくりを考えている人や、現在進行形でハウスメーカーを探し始めている人に、後悔しない家づくりのための最も重要な情報をお伝えします。
早速ですが、質問です。
家づくりで一番大切なこと、それはなんだと思いますか?
おそらく間取りや予算と考える人も多いかもしれませんね。
ですが実は、家づくりで最も大切なこと、それは「気になっているハウスメーカーのカタログを、とりあえず全て取り寄せてしまうこと」なんです。
カタログを取り寄せずに住宅展示場に行き、営業マンの言葉巧みな営業トークに押されて契約を結んでしまうのは最悪なケースと言われています。
住宅展示場に行ってその場で契約をしてしまった人の中には、「もしもカタログを取り寄せて比較検討していたら、同じ間取りの家でも300万円安かったのに・・・」と後悔する人が本当に多いんです。
このように、もう少し時間をかけて情報収集をしていればもっと安くマイホームを建てられていたのに、場合によっては何百万単位の損をして後悔してしまうこともあります。
だからこそ、きちんとした情報収集をせずにハウスメーカーを選ぶのは絶対にやめてください。
そんなふうに後悔しないようにハウスメーカーのカタログを取り寄せて比較検討することが最も重要なんです。

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坪単価が高くてもi-smartが選ばれる理由

一条工務店のi-smartの坪単価は平均80万円前後とされ、他の大手ハウスメーカーと比較しても決して安価ではありません。
しかし、この初期費用(イニシャルコスト)の高さにもかかわらず、多くの人々がi-smartを選ぶのには明確な理由があります。
圧倒的な住宅性能が生み出す光熱費の削減効果
i-smartが持つ業界トップクラスの高気密・高断熱性能は、日々のランニングコストである光熱費に直接的なメリットをもたらします。
家の隙間が少なく、外壁や窓の断熱性が極めて高いため、まるで魔法瓶のように外気の影響を受けにくく、一度快適な室温になればそれを長時間維持できます。
これにより冷暖房の稼働時間を大幅に短縮でき、エネルギー消費を最小限に抑えることが可能です。
ある試算によれば、国の次世代省エネルギー基準で建てられた住宅と比較して、年間の冷暖房費を約1/6にまで抑えられるとされています。
実際に、太陽光発電システムを搭載したi-smartのオーナーからは、「売電収入もあり、年間の電気代は平均で8,000円程度に収まっている」といった声も聞かれます。
これは、住宅そのものの省エネ性能が高いからこそ実現できる数字と言えるでしょう。
メンテナンスフリー仕様
住宅の維持費用の中でも大きな割合を占めるのが、定期的なメンテナンス費用です。
i-smartでは、この将来的な出費を大幅に削減するための仕様が標準で採用されています。
- 外壁の再塗装費用を削減する「ハイドロテクトタイル」:標準仕様(または人気オプション)として採用されているハイドロテクトタイルは、光触媒技術により太陽の光で汚れを分解し、雨で洗い流すセルフクリーニング機能を持っています。一般的なサイディング外壁の場合、10年〜15年ごとに足場を組んで再塗装する必要があり、その費用は100万円以上かかることも珍しくありません。ハイドロテクトタイルはこの再塗装が原則不要なため、将来にわたって数百万円単位のメンテナンスコストを削減できる可能性があります。
- 半永久的に効果が持続する「防蟻処理」:木造住宅にとって大敵であるシロアリ対策も、一条工務店では独自の加圧注入処理を構造材に施すことで半永久的な効果を実現しています。一般的な住宅では5年ごとに薬剤を再散布する必要があり、その都度1坪あたり1万円程度の費用がかかります。この定期的な出費と手間が不要になる点も、長期的な視点で見れば大きな経済的メリットです。
このように、i-smartは初期投資こそ高めですが、住み始めてからの光熱費とメンテナンス費を継続的に抑えることで、長期的に見て家計への負担を軽減する「将来への投資」という価値を提供しています。
i-smartの坪単価と総額の目安(2025年最新)

一条工務店のi-smartを検討する上で最も気になるのが、具体的な費用感です。
ここでは、2025年最新のデータに基づき、i-smartの坪単価から最終的な総額の目安までを、注意点とともに詳しく解説します。
i-smartの平均坪単価は約80万円前後【建物本体価格】
まず基本となるのが、建物の骨格部分の価格を示す「本体価格」から算出される坪単価です。
現在、i-smartの平均坪単価は、約80万円前後が目安とされています。
これは一条工務店のラインナップの中では、グラン・スマートに次ぐ価格帯に位置します。
ただし、注意すべきは、この坪単価は年々上昇傾向にあるという点です。
住宅資材や人件費の高騰を背景に、i-smartの坪単価も過去10年間で約20万円上昇したというデータもあります。
家づくりを検討している方は、この価格トレンドも念頭に置いておく必要があるでしょう。
オプション・工事費込みの「坪単価」は90万円~100万円超
ハウスメーカー選びでよくある失敗が、「カタログ上の坪単価」だけで予算を組んでしまうことです。
実際に家を建てて住める状態にするためには、本体価格以外にも様々な費用が発生します。
当メディアの独自調査や、実際にi-smartを建てたオーナーの事例を分析すると、オプション費用や後述する付帯工事費などを含めた、より現実に近い「リアルな坪単価」は平均で約92万円〜102万円程度になると予想されます。
【坪数別】i-smartの総額シミュレーション
では、実際にi-smartを建てる際の総額はどのくらいになるのでしょうか。
ここでは土地代を除いた住宅取得費用の総額を、人気の坪数別にシミュレーションしました。
一般的に、35坪前後で検討される方が多いことから、総額は3,000万円〜3,500万円程度がひとつの目安となります。
| 坪数 | 本体価格(目安) | 土地代を除いた住宅取得費用の目安 |
| 30坪 | 約1,800万〜2,400万円 | 約2,300万〜3,000万円 |
| 35坪 | 約2,100万〜2,800万円 | 約3,000万〜3,500万円程度 |
| 40坪 | 約2,400万〜3,200万円 | 約3,000万〜3,600万円程度 |
坪単価と総額の計算方法
総額シミュレーションで本体価格と取得費用に大きな差があるのはなぜでしょうか。
それは、住宅の総額が「建物本体価格」だけでは構成されていないからです。
「坪単価 × 坪数」という単純な計算では、正確な費用は算出できません。
最終的な総額には、主に以下の費用が加算されることを必ず理解しておきましょう。
- 付帯工事費:建物本体以外に必要な工事費用です。例えば、屋外の給排水工事、電気・ガスの引き込み工事、駐車場や庭などを整備する外構工事、照明器具、カーテンレール、エアコンの設置費用などが含まれます。
- オプション費用:i-smartは標準仕様が充実していますが、より自分好みの住まいにするための追加・変更費用です。例えば、キッチンのカップボードのグレードアップや、人気の電動ハニカムシェードなどが該当します。
- 諸費用:建物や工事以外で発生する手続き上の費用です。建築確認申請料、建物の登記費用、住宅ローンを組む際の手数料、火災保険料、契約書に貼る印紙税などが含まれます。
- 地盤改良費:土地の地盤が軟弱な場合に必要となる補強工事の費用です。これは土地の調査をしてみないと金額が確定せず、場合によっては100万円単位の追加費用が発生する可能性もあります。
あるオーナーの事例では、これら本体価格以外の費用の合計が780万円にもなったという報告もあります。
家づくりでは「坪単価」という言葉に惑わされず、必ず「総額」で予算を検討することが成功の鍵となります。
i-smartが選ばれる理由

i-smartが多くの人々から支持を集める最大の理由は、その名が示す通りのスマートなデザイン性もさることながら、一条工務店が掲げる「家は、性能。」という理念を突き詰めた圧倒的な住宅性能にあります。
ここでは、i-smartの性能がなぜ業界最高水準と言われるのか、そして追加費用なしで手に入る標準仕様の充実度について深掘りしていきます。
業界最高水準の性能
i-smartは、快適で省エネな暮らしの根幹をなす「気密性」と「断熱性」において、業界でもトップクラスの性能を誇ります。
断熱性能を示す数値とそれを実現する技術
住宅の断熱性能は、UA値(外皮平均熱貫流率)という指標で表されます。
これは、家の内外の温度差が1℃あった場合に、家の表面1㎡あたりどれくらいの熱が逃げるかを示す数値で、この値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高いことを意味します。
i-smartのUA値は0.25 W/㎡・K。これは、2022年に新設された国の断熱等性能基準における最高等級「7」に対応可能な、極めて高いレベルの数値です。
この驚異的な断熱性能を実現しているのが、一条工務店独自の技術です。
壁には、一般的な断熱材であるグラスウールの約2倍の断熱性を持つ「高性能ウレタンフォーム」を採用。
さらに、その断熱材を構造材の外側と内側の両方から施工する「外内ダブル断熱構法」により、家全体を隙間なく魔法瓶のように包み込みます。
住宅の隙間をなくす高気密へのこだわり
どれだけ断熱材の性能が高くても、家に隙間があればそこから熱は出入りしてしまいます。
住宅の気密性能を示すのがC値(相当隙間面積)で、家全体にある隙間の面積を延床面積で割った値です。この数値も小さいほど気密性が高いことを示します。
i-smartのC値の平均実測値は0.59 ㎠/㎡と、国が定める次世代省エネルギー基準の5.0㎠/㎡をはるかに下回る高い水準です。
この高気密は、壁パネルや断熱材、窓などを自社工場で精密に生産し、現場での施工誤差を最小限に抑える徹底した品質管理体制によって支えられています。
さらに、全棟で気密測定を実施し、性能が基準値に達していることを確認してから引き渡されるため、どの家でも安定した高い品質が保たれています。
標準装備の充実度
i-smartのもう一つの大きな魅力は、モデルハウスで見た豪華な設備の多くが標準仕様として含まれている点です。
これにより、オプション費用を大きくかけなくても、満足度の高い家づくりが可能になります。
家中どこでも快適な「全館床暖房」
i-smartでは、LDKはもちろん、廊下や洗面所、トイレに至るまで、家中のほぼすべての床に温水式の床暖房が標準で設置されています。
足元からじんわりと家全体を暖めるため、温度のムラがなく、どこにいても春のような快適な室温で過ごせます。
真冬の朝、暖房の効いたリビングから一歩廊下に出たときのヒヤッとする感覚や、脱衣所での寒さによるヒートショックのリスクを大幅に軽減できるのは、大きな安心材料です。
熱を逃がさず換気する「ロスガード90」
高気密・高断熱住宅では、計画的な換気が不可欠です。
i-smartには、高性能な全熱交換型換気システム「ロスガード90」が標準装備されています。
これは、屋外の新鮮な空気を取り込む際に、室内から排出する空気の熱を最大90%まで回収し、取り込む空気を室温に近づけてから給気するシステムです。
これにより、換気による熱の損失を最小限に抑え、冷暖房のエネルギー効率を落とすことなく、常にクリーンな空気環境を保つことができます。
性能を支える窓と玄関ドア
家の断熱性能において最も熱の出入りが激しいのが窓や玄関ドアといった開口部です。
i-smartでは、窓に「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」を標準採用。
3枚のガラスと熱を伝えにくい樹脂フレームを組み合わせることで、一般的なアルミサッシのペアガラス窓に比べて約5倍の断熱性能を発揮します。
玄関ドアにも、業界トップクラスの断熱性能を誇る超断熱玄関ドア「DANNJU(ダンジュ)」が採用されており、家全体の性能を隙なく高めています。
地震に強い構造と品質管理体制
日々の快適性だけでなく、万が一の災害への備えもi-smartの重要な性能の一つです。
i-smartは、国が定める耐震性能の最高ランクである「耐震等級3」を全棟で標準取得しています。
これは、建築基準法で定められた耐震基準の1.5倍の強度に相当し、消防署や警察署といった防災の拠点となる建物と同等のレベルです。
その強固な構造を支えるのが、壁・床・天井を一体化させた箱型の「ツインモノコック構造」。
地震の揺れを特定の柱や梁で支えるのではなく、建物全体という「面」で受け止めて分散させるため、優れた耐震性を発揮します。
実際に、過去の大地震においても一条工務店の住宅は全壊ゼロという実績を残しており、その性能は実証済みです。
この高い耐震性能は、窓やドアといった主要部材の約80%を自社工場で生産する徹底した工業化によっても支えられています。
その生産規模は「最大の工業化住宅工場」としてギネス世界記録にも認定されており、現場での施工精度に左右されにくい、均一で高品質な住まいを安定して供給する体制が整えられています。
実際に建てた人の評判・口コミを調査

i-smartを検討する上で、カタログスペックだけでなく、実際に家を建てて暮らしている人々の「生の声」は非常に重要な判断材料となります。
ここでは、価格、性能、デザイン性といった多角的な視点から、実際に寄せられた良い評判と、注意すべき点として挙げられる悪い評判の両方を見ていきましょう。
i-smartの良い評判・口コミ
実際にi-smartで暮らすオーナーから最も多く聞かれるのは、その圧倒的な住宅性能がもたらす「暮らしの快適さ」に対する高い満足度です。
- 一年中春のような室温で過ごせる快適性:「外が猛暑でも、家の中はひんやりと涼しく、逆に真冬でも全館床暖房のおかげでTシャツ1枚で過ごせる」といった口コミは、i-smartの快適性を象徴する代表的な意見です。高気密・高断熱性能により家全体が魔法瓶のような状態になるため、外気温の影響をほとんど受けません。これにより、リビングだけでなく廊下やトイレ、脱衣所まで温度差のない「温度のバリアフリー」が実現し、冬場のヒートショックのリスクを大幅に軽減できる点も高く評価されています。
- 期待以上の光熱費削減効果:「以前住んでいたアパートよりも家は広くなったのに、光熱費は半分以下になった」という声に代表されるように、ランニングコストの削減効果を実感しているオーナーは非常に多いです。特に、太陽光発電システムを搭載している家庭では、日中の電気を自給自足できるだけでなく、余った電力を売電することで月々の電気代が実質ゼロ、あるいはプラスになることも珍しくありません。全館床暖房は電気代がかかるイメージがありますが、i-smartの高い断熱性能がその効率を最大化し、想像以上に経済的であるという評価が目立ちます。
- 高い静音性と災害時の安心感:i-smartの性能は、静かな生活環境と安心感にも貢献しています。「家の壁が厚く、窓もトリプルサッシなので、家の前の道路を走る車の音や近隣の生活音がほとんど聞こえない」といった、高い遮音性への満足度も高いポイントです。また、「震度3程度の地震では揺れに気づかないほど家がしっかりしている」「台風で外が暴風雨でも、家の中は静かで安心して過ごせる」など、耐震等級3の強固な構造がもたらす安心感を評価する声も多く寄せられています。
i-smartの悪い評判・口コミ
一方で、i-smartにはデメリットと感じられる点も存在します。
特に設計の自由度に関しては、不満の声が比較的多く見受けられます。
ただし、ネット上の口コミは個人の感想であり、特にネガティブな意見は目立ちやすい傾向があるため、あくまで一つの参考意見として捉えることが大切です。
- 性能を優先するための「一条ルール」による制約:「自由設計と聞いていたのに、間取りや設備に制約が多くて思い通りにできなかった」という口コミは、i-smartを検討した人が直面しやすい課題です。これは、高い耐震性や気密性・断熱性を全棟で確実に担保するために設けられた、一条工務店独自の設計上の制約、通称「一条ルール」に起因します。例えば、構造上必要な耐力壁の位置を自由に変更できなかったり、大きな吹き抜けや特殊な形状の窓の採用が難しかったりするケースがあります。これは品質を維持するためのトレードオフであり、性能を最優先する一条工務店の方針の表れとも言えます。
- デザインの選択肢に対する不満:「性能は素晴らしいが、デザイン面で個性を出しにくい」という意見も散見されます。i-smartのモダンでスタイリッシュな外観は人気ですが、選べる外壁タイルや屋根の形状、内装の床材や建具の種類がある程度限られています。そのため、「どの家も似たような見た目になりがち」と感じる人もいるようです。建築家と建てる注文住宅のような、唯一無二のデザインや独創的な空間づくりを最優先したい方にとっては、物足りなさを感じる可能性があります。
i-smartと一条工務店の他商品との坪単価・仕様比較

一条工務店には、i-smart以外にも施主のニーズに合わせた多様な商品ラインナップが存在します。
i-smartとグラン・スマートの違い
グラン・スマートは、i-smartの性能をそのまま受け継ぎながら、より上質で高級感のあるデザイン性を追求した上位モデルです。
この2つの商品は、一条工務店の技術力の結晶とも言えるフラッグシップモデルとして比較検討されることが非常に多いです。
住宅性能・構造は最高レベルで共通
まず押さえておくべき点は、基本的な住宅性能においてi-smartとグラン・スマートに差はないということです。
断熱性能を示すUA値はどちらも0.25 W/㎡・Kで断熱等級7に対応可能、耐震等級も最高の3を標準でクリアしています。
全館床暖房や熱交換換気システム「ロスガード90」といった主要な高性能設備も共通しており、どちらを選んでも業界最高水準の快適性と安全性を享受できます。
選択の決め手は坪単価とデザインの選択肢
両者の最も大きな違いは、デザインの自由度とそれに伴う価格設定です。
- 坪単価:i-smartの坪単価が約80万円であるのに対し、グラン・スマートは約82万円(いずれも35坪・神奈川県換算)と、わずかに高く設定されています。この価格差が、デザインの選択肢の幅に直結しています。
- デザイン性:グラン・スマートは、i-smartのモダンなテイストに加え、より重厚感や高級感を演出するためのデザインパーツが豊富に用意されています。外観では、建物の水平ラインを美しく見せる「パラペットルーフ」や、アクセントとして人気の「デザインルーバー」、軒下に高級感を与える「木目調軒天」などがオプションで選択可能です。内装においても、標準の床材が木の質感をよりリアルに再現した「モクリア」となり、キッチンや収納設備には光沢が美しい「グレイスシリーズ」が採用できるなど、細部にわたって上質な空間づくりを追求できます。
性能は最高レベルを求めつつ、標準仕様にプラスアルファのデザイン性を加えて、より洗練された邸宅を建てたいと考える方にとって、グラン・スマートは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
コスパ重視のi-cubeとの比較
i-cube(アイ・キューブ)は、i-smartと同様に性能を重視しつつも、よりコストパフォーマンスに優れたモデルです。
性能と価格のバランスを重視する方から人気を集めています。
性能と標準仕様の違い
- 断熱性能と窓:i-smartが断熱等級7に対応可能なのに対し、i-cubeは断熱等級6に対応しています。これは十分に高い性能ですが、最高レベルを求めるならi-smartに軍配が上がります。また、この性能差に影響する大きな要素として窓の仕様が挙げられます。i-smartがトリプルガラスの樹脂サッシを標準採用しているのに対し、i-cubeの標準はペアガラスの樹脂サッシです(オプションでトリプルに変更可能)。
- 坪単価:性能と仕様の違いは価格に反映されており、i-cubeの坪単価は約74万円(35坪・神奈川県換算)と、i-smartよりもリーズナブルな設定になっています。
規格住宅i-smile/ハグミーとの違いと価格帯
i-smile(アイスマイル)とHUGme(ハグミー)は、i-smartのような自由設計ではなく、あらかじめ用意された間取りプランから選ぶ「規格住宅」です。
最大の魅力は、その圧倒的なコストパフォーマンスにあります。
設計の自由度と価格帯
- 価格帯:i-smileの坪単価は約66万円、ハグミーは約57万円(いずれも35坪・神奈川県換算)と、一条工務店のラインナップの中で最も手に取りやすい価格帯です。
- 規格住宅という選択:間取りをゼロから考える自由設計ではないため、設計費用や打ち合わせにかかる時間を大幅に削減できるのが大きなメリットです。無数にあるプランの中から、プロが設計した効率的で暮らしやすい間取りを選べるため、間取り決めに悩む時間を短縮したい方にも向いています。
i-smartの建築費用を抑える4つのコツ

i-smartは高性能であるがゆえに、建築費用も決して安価ではありません。
しかし、いくつかのポイントを押さえることで、無駄なコストを削減し、予算内で理想の住まいを実現することは十分に可能です。
標準仕様を最大限に活用しオプションを賢く厳選する
i-smartのコストダウンを考える上で最も基本的かつ重要なのが、標準仕様を最大限に活かすことです。
i-smartは、他のハウスメーカーでは高額なオプションとなりがちな高性能設備が、数多く標準で搭載されています。
- 全館床暖房
- 熱交換換気システム「ロスガード90」
- 防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ
- ハイドロテクトタイル外壁(一部対象外の場合あり)
これらの充実した標準仕様は、いわば「モデルハウスがそのまま標準」と言えるほどのレベルです。
そのため、まずは標準仕様のままで十分満足できるかを検討し、無理にオプションを追加しないことがコストを抑える第一歩となります。
もしオプションを追加する場合は、「後から変更・追加するのが難しいもの」や「暮らしの満足度を大きく左右するもの」に優先順位をつけて1〜2箇所に絞り込むのが賢明です。
例えば、コンセントの位置や壁の補強などは後からの工事が大掛かりになるため、設計段階で慎重に検討すべきです。
一方で、人気のカップボード(食器棚)や電動ハニカムシェードなども魅力的ですが、後述する紹介制度を利用したり、コストと利便性を天秤にかけたりして、本当に必要かを見極める姿勢が大切です。
建物の形状をシンプルにする(総二階・凹凸を減らす)
建物の形状は、建築コストに直接的な影響を与えます。
費用を抑えるためのセオリーは、できるだけシンプルな「総二階」で、凹凸の少ない形状にすることです。
- 外壁・基礎・屋根の面積を減らす:建物に凹凸が多い複雑な形状になると、その分だけ外壁の面積が増え、材料費や施工費が上昇します。同様に、基礎や屋根の形状も複雑になり、工事費用がかさむ原因となります。できるだけ正方形に近い箱型の総二階(1階と2階の面積がほぼ同じ建物)にすることで、これらの費用を効率的に抑えることができます。
- 水回りを集中させる:間取りを工夫することでもコスト削減が可能です。特に、キッチン、浴室、洗面所、トイレといった水回りの設備を1箇所にまとめるのが効果的です。給排水の配管距離が短くなることで、工事費用を削減できるだけでなく、将来的なメンテナンス性も向上するというメリットがあります。
値引き交渉の代わりに割引制度・キャンペーンをフル活用する
一条工務店は、品質の均一化を徹底するため、原則として個別の値引き交渉には応じない方針で知られています。
そのため、費用を抑えるには、公式に用意されている割引制度やキャンペーンを漏れなく活用することが必須となります。
- 紹介割引制度:最も効果的な制度の一つが、一条工務店で家を建てたオーナーからの紹介を受ける「紹介割引制度」です。
- 法人割引制度:ご自身の勤務先が一条工務店と提携している場合、法人割引が適用される可能性があります。総務部などに確認してみる価値は十分にあります。
- 期間限定のキャンペーン:決算期である3月や9月前後には、特定のオプションがサービスされたりするキャンペーンが実施されることがあります。ただし、キャンペーンは常時開催されているわけではないため、タイミングが合えば積極的に活用しましょう。
坪単価の上昇リスクをヘッジする「仮契約」の有効活用
近年の資材価格や人件費の高騰により、住宅の坪単価は年々上昇する傾向にあります。
一条工務店では、坪単価は「本契約を結んだ時点」の価格が適用されるため、検討期間が長引くと、その間に坪単価が値上がりしてしまうリスクがあります。
このリスクを回避するために非常に有効なのが、一条工務店独自の「仮契約」という制度です。
これは、申込金を支払うことで、仮契約を結んだ時点での坪単価やキャンペーン内容を一定期間(通常1年程度)保証してもらえるというものです。
土地探しに時間がかかっている場合でも、先に仮契約を結んでおくことで、その間の坪単価上昇の影響を受けずに済みます。
万が一、計画が中止になった場合でも、申込金は地盤調査などの実費を除いて原則として全額返金されるため、消費者にとってリスクの少ない制度です。
坪単価の値上がり前に価格を固定できるこの制度は、一条工務店で建てる上で最も重要なコストダウン策の一つと言えるでしょう。
i-smartはこんな人におすすめ

これまで、一条工務店のi-smartについて、最新の坪単価から圧倒的な住宅性能、実際に建てた人々のリアルな口コミ、そして建築費用を抑えるコツまで、多角的に解説してきました。
最終的に、これらの情報を踏まえてi-smartがどのような人に最適な選択肢となるのかをまとめます。
i-smartが最適な人の具体的な特徴
i-smartは、特定の価値観を持つ人にとって、これ以上ない満足感を与えてくれる住宅です。
もしあなたが以下の項目に多く当てはまるなら、i-smartは後悔のない選択となる可能性が非常に高いでしょう。
- 暮らしの質と快適性を何よりも最優先したい人
- 長期的なコストパフォーマンスを重視する合理的な人
- 性能の裏付けとなる「数値」と「実績」に安心感を覚える人
- 効率的に質の高い家づくりを進めたい人
まとめ
この記事では、一条工務店のi-smartについて、2025年最新の坪単価と総額の目安、他商品との比較、そして実際に建てた人のリアルな口コミまで、あらゆる角度から徹底的に解説してきました。
i-smartの坪単価は約80万円からと、決して安価ではありません。
しかし、その価格には、業界最高水準の断熱性能がもたらす光熱費の大幅な削減効果や、ハイドロテクトタイルなどが実現するメンテナンスコストの抑制といった、数十年先まで見据えた長期的な経済的メリットが含まれています。
この記事で得た知識も参考に、ぜひ一度、住宅展示場などでその性能を肌で体感してみてください。



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