不動産売却は人生でそう何度も経験することのないものです。
「大切にしてきた家だからこそ、失敗したくない」
「少しでも高く、安心して売りたい」
そう考えたとき、真っ先に候補に挙がるのが、CMでもおなじみで業界最大手の「三井のリハウス」ではないでしょうか。
しかし、いざ調べ始めると、ネット上には「やばい」といった口コミもあり、依頼を躊躇してしまう方も少なくありません。
結論からお伝えすると、三井不動産リアルティ(三井のリハウス)は、圧倒的な実績を持つ信頼性の高い企業です。
この記事では三井のリハウスについて、評判からメリット、気になる手数料や注意点まで解説していきます。
ぜひ最後まで参考にしてみてくださいね。
本文に入る前に、不動産を少しでも高く売却したいと考えている人にとても重要な情報をお伝えします。
近年不動産の価値がどんどん上昇しているこのタイミングで売却をしようとしているとき、一番やってはいけないことは知っていますか?
それは、1社のみに売却価格の査定をしてもらうことです。
不動産には 決まった価値があるわけではありません。そのため、査定額に数十万円、場合によっては数百万円以上の違いが出てくることもザラにあるんです。
例えば下記を例にしてみましょう。
- A社の査定額:1500万円
- B社の査定額:1700万円
- C社の査定額:2000万円
もしここでA社のみに査定依頼をしてしまうとどうなるでしょうか。
「プロが言うことだから1500万円が妥当なんだろう」と思い込み売却を決断すると、500万円も損をしてしまうのです。
このような事態にならないためにも、できるだけ多くの会社に売却価格の査定を依頼することが高値売却への最重要事項となってきます。
「でも、適正価格を知るために査定依頼をしたいけど、一体いくつの会社に依頼すれば良いのかわからない・・・」
そう思ってしまいますよね。
理想は6社以上です。
そんなとき、一気に6社以上に依頼できるサービスとして、下記のサイトが非常におすすめです。
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東急リバブル、住友不動産ステップ、三井のリハウス、小田急不動産、野村の仲介+、三菱地所の住まいリレーの不動産大手6社が運営している一括査定サイトです。大手6社に査定依頼ができる唯一のサイトであり、知名度の高い6社なので査定額にも安心できます。 |
このサイトは完全無料で利用できる上、適正な査定額を把握することができるので後悔のない不動産売却をすることができるでしょう。
また上場企業が運営しているため安心して利用できる上、厳しい審査を通過した優良不動産会社のみと提携しているので、悪徳業者に依頼してしまうリスクも回避できます。
不動産売却で数百万円損しないためにも、ぜひ活用してみてみることをおすすめします!
ぜひ多くの不動産会社を比較し、納得のいく不動産売却をしてくださいね!
それでは本文に入っていきましょう。
三井不動産リアルティ(三井のリハウス)とは

不動産売却を成功させるための第一歩は、パートナーとなる不動産会社の実力を正しく把握することから始まります。
「三井のリハウス」ブランドと運営会社
「三井のリハウス」は、日本を代表する総合デベロッパー・三井不動産グループの中核企業である「三井不動産リアルティ株式会社」が運営する個人向け不動産仲介ブランドです。
不動産売却は、売り出しから引き渡しまで数ヶ月、場合によっては半年以上の期間を要する長期プロジェクトです。
その間に仲介会社が経営不振に陥ったり、業務停止になったりするリスクは絶対に避けなければなりません。
その点、三井不動産リアルティは売買仲介事業だけでなく、駐車場経営でおなじみの「三井のリパーク」や、カーシェアリング事業なども展開しており、極めて安定した収益基盤を持っています。
数字で証明される「39年連続売買仲介No.1」の凄み
三井不動産リアルティの最大の特徴であり、他社を寄せ付けない強みが「実績」です。
具体的には、1986年度から2024年度まで、39年連続で全国売買仲介取扱件数No.1を達成しています。
この記録の凄さは、単に「長い期間1位である」という点だけではありません。
この約40年の間には、バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、そして近年のコロナ禍など、不動産市場を根底から揺るがす数々の経済危機がありました。
多くの不動産会社が業績を落としたり撤退したりする中で、三井不動産リアルティは常にトップの座を守り続けてきました。
これは、好況・不況にかかわらず物件を売り切るだけの「販売力」と、時代に合わせて変化する顧客ニーズに対応し続ける「柔軟性」を持っていることの証明とも言えるでしょう。
100万件の取引データ
1975年の業務開始以来、三井不動産リアルティの累積取扱件数は100万件を突破しています。
この膨大な取引実績は、単なる過去の栄光ではなく、現在進行形の強力な武器となっています。
それは「精度の高いデータベース」です。
不動産の査定額は、近隣の売買事例や市場動向をベースに算出されますが、三井のリハウスには他社が持っていない「実際に成約した生きたデータ」が山のように蓄積されています。
「このエリアの、この年代のマンションは、過去にどのような価格推移で売れたのか」
「どのようなリフォームを施せば、どれくらい高く売れる傾向があるのか」
こうした裏付けのある情報を保有しているため、感覚値ではない、根拠のある「適正な売り出し価格」を提案することができます。
顧客満足度96%を生む「ユニット制」とプロ意識
取引件数が多いと、どうしても「質より量」のベルトコンベア式な対応になりがちだと思われがちですが、三井のリハウスの顧客満足度は96%と非常に高い水準を維持しています。
この高い満足度を支えている要因の一つが、営業体制の質です。
三井不動産リアルティでは、担当者個人の力量に全てを委ねるのではなく、店舗全体やエリアごとのチームで顧客をサポートする「ユニット制(チーム営業)」を採用しています。
一人の担当者が抱え込んで対応が遅れることを防ぎ、担当者が不在でもチームメンバーが状況を把握して即座に対応できる体制が整っています。
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三井不動産リアルティの評判・口コミ

これから三井不動産リアルティ(三井のリハウス)に売却を依頼しようか検討している方にとって、最も気になるのが実際の利用者による口コミでしょう。
ただし、ネット上の評判を鵜呑みにするのは危険です。
心理学的に人は良い体験よりも悪い体験を共有したくなる傾向があり、特に不動産取引のような高額な契約において期待値が高い分、少しの不満が強い言葉として書き込まれやすいからです。
ここでは、ネット上の評判を解明するために、ネガティブな口コミとポジティブな口コミの両方を検証します。
悪い評判・口コミ
まずは、気になる悪い評判から見ていきましょう。
1. 担当者の対応にばらつきがある(スキル・相性の差)
大手ならではの悩みとも言えますが、最も多く見られる不満は営業担当者の「質」や「相性」に関するものです。
「連絡が遅い」「上から目線で高圧的な態度を取られた」「こちらの要望を聞いてくれなかった」といった厳しい意見が一部で見られます。
- 「メールの問い合わせの返答が少し遅かった」
- 「どこか、女一人で向き合う中でバカにされてる感は、拭えなかった」
三井のリハウスは全国に多数の店舗を展開し、数千人の営業スタッフを抱えています。
そのため、どうしても経験豊富なベテランから入社したての新人まで、スキルに差が生じてしまうのは避けられません。
また、熱血タイプの営業マンが良いと感じる人もいれば、冷静で淡々とした対応を好む人もいるように、人間同士の相性が合わないケースも発生します。
ただし、これは三井のリハウスに限った話ではなく、どの不動産会社でも起こり得ることです。
万が一、担当者と合わないと感じた場合は、我慢せずに店舗責任者などに相談し、担当変更を申し出ることも可能です。
2. 地方エリアの弱さと「お断り」されるケース
次に挙げられるのが、対応エリアに関する不満です。
三井のリハウスは、東京、神奈川、埼玉、千葉などの首都圏や、関西、中部などの主要都市圏には非常に密なネットワークを持っていますが、地方エリアには店舗がない地域も多く存在します。
そのため、対象エリア外の物件について相談した際に、「対応できません」と断られたり、「店舗が遠いため十分なサポートができません」と言われたりすることがあります。
これを「門前払いされた」「冷たい対応だった」と受け取る方もいますが、これは企業の戦略として「質の高いサービスを提供できるエリアに資源を集中している」ためです。
無理に対応して中途半端な結果になるよりも、誠実な対応とも言えます。
3. 査定額と実際の売却額のギャップ
金銭的な不満として、「当初の査定額よりも安い金額で売ることになった」という声もあります。
- 「当初の査定額を売却額がかなり下回ってしまった」
不動産の査定額はあくまで「市場動向から予測した、3ヶ月程度で売れるであろう推定価格」であり、売却を保証する金額ではありません。
競合物件の出現や景気動向によっては、当初の想定通りに進まないこともあります。
また、売主の「少しでも高く売りたい」という気持ちと、営業担当者の「確実に売れる価格設定にしたい」という現実的な視点との間にズレが生じると、提案が「値下げの強要」と受け取られてしまうことがあります。
良い評判・口コミ
悪い評判がある一方で、それを補って余りあるほどのポジティブな評価が数多く存在します。
1. 圧倒的な集客力と販売スピード
三井のリハウスを利用して良かったという声で最も多いのが、「早く売れた」「すぐに買い手が見つかった」という販売力に対する評価です。
- 「1ヵ月超で購入希望者を見つけることができました!やはり宣伝力は不動産売却には必要なんだなあと実感しました」
大手ならではの広告宣伝費を投じたWeb戦略や、既存の購入希望者リストへのアプローチは強力です。
特に都市部の人気エリアでは、レインズ(不動産流通標準情報システム)に登録する前に、自社の顧客リスト内だけで買い手が見つかることも珍しくありません。
「売れ残るリスク」を最小限にしたい売主にとって、この集客力は最強の武器となります。
2. プロフェッショナルで丁寧なサポート
担当者の質に関しても、ネガティブな意見ばかりではありません。
「説明が非常に分かりやすかった」「親身になって相談に乗ってくれた」という感謝の声も多数寄せられています。
- 「丁寧にかつ細かくタイムリーな対応に好感が持てました」
三井不動産リアルティでは、営業担当者の多くが国家資格である「宅地建物取引士」を保有しており、社内研修も徹底されています。
不動産取引には複雑な法律や税金の知識が必要ですが、初心者にも分かりやすく噛み砕いて説明するスキルを持ったスタッフが多いのが特徴です。
また、チーム制(ユニット制)を導入しているため、担当者不在時でもスムーズな連携が取れる点も、ストレスのない取引につながっています。
3. 大手ブランドならではの「絶対的な安心感」
そして何より、「三井のリハウス」という看板が持つ安心感は、何物にも代えがたいメリットです。
不動産売却は、契約書の不備や権利関係の確認ミスがあれば、後々大きな訴訟トラブルに発展するリスクがあります。
その点、三井不動産リアルティはコンプライアンス遵守の意識が非常に高く、契約業務の正確性に定評があります。
「トラブルなく安全に取引を終えたい」と願う売主にとって、この信頼性は手数料以上の価値があると言えるでしょう。
三井不動産リアルティで売却する5つのメリット

不動産会社選びで最も重要なのは、メリットをしっかり理解することです。
ここでは、他社と比較しても際立っている、三井のリハウスならではの5つのメリットを解説します。
「360°サポート」で売却後のトラブルリスクを極限まで回避
不動産売却において、売主が最も恐れていることの一つが「引き渡し後のトラブル」です。
無事に売却が完了し、代金を受け取ったとしても、その後に雨漏りや設備の故障が見つかれば、買主からクレームが入ったり、場合によっては「契約不適合責任」を問われ、修繕費用の請求や契約解除を求められたりするリスクがあります。
こうした売主の不安を解消するために開発されたのが、業界でもトップクラスの手厚さを誇る「360°サポート」です。
このサービスは、引き渡し後の建物や設備の不具合に対して、三井不動産リアルティが一定の範囲で補修・駆除費用を負担してくれるものです。
具体的には以下の2つの柱で構成されています。
- 設備チェック&サポート:エアコン、給湯器、換気扇、調理器具といった生活に欠かせない主要設備について、引き渡し前に動作確認を行います。万が一、引き渡し後に製造から一定期間内の対象設備に故障が発生した場合、修理・交換費用を負担してくれます(上限20万円など)。
中古物件において「給湯器が壊れた」といったトラブルは非常に多いため、この保証があるだけで売主の精神的負担は大幅に軽減されます。 - 建物チェック&サポート:専門家が建物の状態を事前に調査し、雨漏り、シロアリ被害、木部の腐食、給排水管の故障などがないかをチェックします。もし引き渡し後にこれらが見つかった場合、最大500万円(期間や条件による)まで補修費用を負担してくれます。特にシロアリや雨漏りは、修繕費用が高額になりがちですが、このサポートがあれば万が一の事態にも備えることができます。
この「360°サポート」の優れた点は、売主にとってのリスクヘッジになるだけでなく、買主にとっても「プロの検査済みで、保証もついている安心な物件」として映るため、購入の決め手となりやすく、結果として成約率や成約価格の向上に寄与する点です。
高精度の「AI査定」と組織力で売る「チーム営業」
不動産会社の中には、営業担当者の「勘」や「経験」に頼った査定を行うところも少なくありません。
しかし、三井のリハウスは違います。
長年蓄積された膨大な取引データを活用した「リハウスAI査定」を導入しており、過去の成約事例や現在の市場動向を科学的に分析することで、客観的かつ精度の高い推定成約価格をスピーディーに算出します。
これにより、「高すぎる価格で売り出して長期間売れ残る」という失敗や、「安すぎる価格で売って損をする」という事態を防ぐことができます。
また、営業スタイルにおいても大きな特徴があります。
それは、個人の力量に依存するのではなく、「チーム営業(ユニット制)」を採用している点です。
一般的な不動産会社では、一人の営業マンが全ての業務を抱え込むことが多く、その担当者が休みだったり接客中だったりすると、購入希望者からの問い合わせへの対応が遅れてしまうことがあります。
不動産売却はタイミングが命であり、数時間の遅れが機会損失につながることも珍しくありません。
三井のリハウスでは、エリアごとにチームを組み、物件情報を共有しています。
担当者が不在でも、チーム内の別のスタッフが即座に状況を把握し、質問に答えたり内覧の手配を行ったりすることが可能です。
「担当者が捕まらないから売れない」という事態を排除し、組織全体の力で販売活動をバックアップしてくれる体制は、早期売却を目指す上で非常に頼もしい仕組みです。
「3ヶ月以内の売却成約率」が高い=早期現金化が可能
「家を売りに出したけれど、半年経っても一年経っても売れない…」
これは売主にとって最大のストレスであり、住み替え計画の破綻や、維持費(固定資産税や管理費)の無駄な出費につながる深刻な問題です。
三井のリハウスの公開データによると、媒介契約を結んでから売出しを開始し、3ヶ月以内に成約に至った割合は約69%(2023年度実績)と非常に高い水準を誇ります。
一般的に、不動産売却にかかる期間は3ヶ月〜6ヶ月程度と言われていますが、三井のリハウスに依頼した約7割の人が、3ヶ月という短期間で成約まで漕ぎ着けているという事実は、その販売力の高さを物語っています。
全国ネットワークと多角的な集客チャネル
三井のリハウスは、全国に店舗を展開しており、地域密着の情報網と全国規模のネットワークを両立させています。
不動産は「縁」の要素も強く、地元の人が買うケースもあれば、転勤や移住で遠方から探している人が買うケースもあります。
三井のリハウスなら、近隣店舗間の連携はもちろん、全国の店舗網を活かして、幅広いエリアの購入検討者にアプローチすることが可能です。
また、Web戦略においても業界をリードしています。
月間閲覧数が圧倒的に多い自社サイト「三井のリハウス」への掲載はもちろんのこと、「SUUMO(スーモ)」や「at home(アットホーム)」といった主要な不動産ポータルサイトとも連携し、物件情報を網羅的に拡散します。
「誰にも知られずに終わる」ということがないよう、あらゆるチャネルを使って購入希望者の目に触れる機会を作り出す集客力は、大手ならではの強みと言えるでしょう。
売主の事情に合わせた「買取サポート」と「売却保証」
不動産売却には、それぞれの事情があります。
「時間はかかっても高く売りたい」人もいれば、「多少安くなってもいいから、来月までに現金化したい」人もいます。
三井のリハウスでは、こうした多様なニーズに応えるために、通常の仲介だけでなく、2つの特別なオプションを用意しています。
- 売却保証:「一定期間(例:3ヶ月)は仲介として広く買主を探し、もし期間内に売れなかった場合は、あらかじめ約束した金額で三井不動産リアルティが買い取る」というサービスです。「高値売却にチャレンジしたいけれど、売れ残るのは困る」という方に最適で、最終的な売却金額(下限)が確定するため、住み替え先の資金計画が立てやすくなります。
- 買取サポート:販売活動(広告掲載や内覧)を行わず、最初から三井不動産リアルティが買主となって物件を買い取るサービスです。購入希望者が家を見に来る煩わしさがなく、近所に知られずに売却できる上、最短数週間で現金化が可能です。「離婚や相続ですぐに手放したい」「プライバシーを重視したい」という方に向いています。
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依頼前に知っておくべき注意点・リスク

ここまでは三井不動産リアルティ(三井のリハウス)の強みやメリットを中心にお伝えしてきましたが、不動産売却は数千万円という大金が動く取引であり、絶対に失敗したくないものです。
そのためには、良い面だけでなく、業界構造上のリスクや注意点についても深く理解しておく必要があります。
契約後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、依頼前に知っておくべき2つのリスクと注意点について解説します。
「囲い込み」のリスクと「両手仲介」の仕組み
不動産業界には、長年問題視されている「囲い込み」というものが存在します。
これから売却を行う方は、この仕組みを必ず理解しておかなければなりません。
囲い込みとは何か?
通常、売却を依頼された不動産会社は、レインズ(不動産流通標準情報システム)というネットワークに物件情報を登録し、全国の不動産会社に情報を公開します。
これにより、他社の不動産会社が連れてきた購入希望者とも取引が可能になり、広く買主を探すことができます。
しかし、一部の不動産会社は、自社で買主を見つけること(両手仲介)に固執するあまり、他社から「その物件を買いたいお客さんがいるのですが、紹介可能ですか?」という問い合わせがあっても、「今は商談中です」「申し込みが入りました」と嘘をついて断ってしまうことがあります。
これが「囲い込み」です。
自社の顧客だけで成約させようと情報をブロックし、物件を囲い込んでしまう行為です。
売主にとってのデメリット
囲い込みをされると、売主には以下のような甚大なデメリットが生じます。
- 販売機会の損失: 本来なら他社経由ですぐに買ってくれる人がいたかもしれないのに、そのチャンスを逃してしまいます。
- 売却期間の長期化: 自社の顧客の中からしか探さないため、買い手が見つかるまでに時間がかかります。
- 売却価格の低下: なかなか売れないと「価格を下げましょう」と提案され、結果的に相場より安く売ることになりかねません。
三井不動産リアルティの現状とリスク
では、三井不動産リアルティはどうなのでしょうか。
ここで注目すべき指標が「両手取引比率」です。
これは、全取引のうち自社で売主と買主の双方を見つけて仲介した割合を示します。
三井不動産リアルティの両手取引比率は約43.49%(2024年3月期)となっており、これは不動産業界全体で見ても比較的高めの水準です。
囲い込みの対策
このリスクを回避するために、売主ができる対策があります。
- レインズ登録証明書の確認: 専任媒介契約などを結んだ場合、不動産会社はレインズへの登録義務があります。登録完了後に発行される証明書を必ず受け取り、自分の物件が正しく登録されているか確認しましょう。
- 販売図面(マイソク)の確認: レインズに登録されていても、販売図面が登録されていなければ他社は客付けができません。図面も登録されているか担当者に確認しましょう。
- 抜き打ちチェック: 信頼関係を損なわない範囲で、友人や知人に頼んで他社の不動産会社経由で物件の空き状況を問い合わせてもらうのも一つの手です。もし「商談中」と嘘をつかれたら、即座に契約を見直すべきです。
仲介手数料は基本的に「法定上限額」が適用される
もう一つの注意点は、コスト面です。
不動産売却の仲介手数料には法律で定められた上限額がありますが、三井のリハウスでは基本的にこの上限額が請求されます。
世の中には「仲介手数料半額」や「定額制」を謳う格安の不動産会社も存在します。
そうした会社と比較すると、三井のリハウスの手数料は「高い」と感じるかもしれません。
例えば、3,000万円の物件を売却する場合、約100万円の手数料がかかりますが、半額の会社なら50万円で済みます。
この差は決して小さくありません。
しかし、ここで安易に安さを求めるのは危険でもあります。
三井のリハウスの手数料が高い(上限である)のには、それなりの理由があります。
前述した「360°サポート」のような手厚い保証制度、質の高い営業担当者の教育、膨大な広告宣伝費、そして全国に広がる店舗ネットワークの維持費などが含まれているからです。
これらはすべて「高く、早く、安全に売る」ための投資です。
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三井不動産リアルティの仲介手数料と割引制度

不動産売却にかかる諸経費の中で、最も金額が大きく、売主にとって重い負担となるのが「仲介手数料」です。
「三井のリハウスに頼むと高いのではないか?」と心配される方も多いですが、不動産仲介の手数料は法律によって上限が定められており、大手であっても中小であっても、基本的にはそのルールに従って計算されます。
仲介手数料の仕組みと具体的な計算シミュレーション
まず大前提として理解しておきたいのは、仲介手数料は「完全成功報酬」であるという点です。
相談料や広告費、営業活動費などは一切かかりません。
もし万が一、売却活動を行っても買い手が見つからず、成約に至らなかった場合は、1円も支払う必要はありません。
あくまで「売買契約が成立した時」に初めて発生する費用です。
手数料の上限計算式(速算式)
一般的な不動産取引(売買価格が400万円を超える場合)において、仲介手数料の上限額は以下の「速算式」を用いて算出されます。
仲介手数料 = (売買価格 × 3% + 6万円) + 消費税
この「+6万円」という部分は、計算を簡単にするための調整額です。
消費税は手数料全体にかかるため、忘れないようにしましょう。
売却価格別・手数料シミュレーション
では、具体的にいくらかかるのか、代表的な価格帯で計算してみます。
| 売却価格が3,000万円の場合 計算式:(3,000万円 × 3% + 6万円)× 1.1(消費税) 手数料額:約105万6千円(税込) |
| 売却価格が5,000万円の場合 計算式:(5,000万円 × 3% + 6万円)× 1.1(消費税) 手数料額:約171万6千円(税込) |
ご覧の通り、売却価格が高くなればなるほど、手数料の額も比例して大きくなります。
売却によって得られる手取り金額(手元に残るお金)を計算する際は、この手数料を売却益から差し引いて考える必要があります。
三井不動産リアルティでの売却の流れ

不動産売却は、普段の生活では馴染みのない手続きや専門用語が多く登場するため、「難しそう」「面倒くさそう」と感じてしまう方も多いでしょう。
しかし、全体の流れをあらかじめ把握しておけば、次に何をすべきかが明確になり、不安なくスムーズに進めることができます。
STEP 1:事前準備・相場確認
売却活動のスタートは、不動産会社に連絡する前から始まっています。
まずは「なぜ売るのか」「いつまでに売りたいのか」「いくらくらいで売りたいのか」という自分の希望を整理しましょう。
- 書類の確認: 権利証(登記済証または登記識別情報通知)、購入時の売買契約書、土地の測量図、マンションの管理規約など、手元にある書類を確認しておきます。特に住宅ローンが残っている場合は、残債額(あといくら返済が残っているか)を確認することが重要です。売却金額でローンを完済できるかどうかが、資金計画の大きな分かれ目になるからです。
- 相場の把握: SUUMOやat homeなどのポータルサイトで、近隣の似たような物件がいくらで売り出されているかチェックし、相場観を養っておきましょう。
STEP 2:査定依頼(机上査定・訪問査定)
準備ができたら、三井のリハウスに査定を依頼します。
査定には大きく分けて2種類あります。
- 机上査定(簡易査定): 物件情報(住所、面積、築年数など)をもとに、過去のデータから概算価格を算出する方法です。Webや電話で依頼でき、訪問なしで結果が分かるので、「とりあえず価格だけ知りたい」という段階におすすめです。
- 訪問査定(実査定): 担当者が実際に現地を訪れ、建物の状態、日当たり、周辺環境などを詳細にチェックして、より正確な価格を算出する方法です。売却を具体的に考えている場合は、こちらが必須となります。三井のリハウスでは、「AI査定」のデータと担当者の「目利き」を組み合わせて、精度の高い査定書を作成してくれます。
STEP 3:媒介契約の締結
査定額や担当者の提案内容に納得したら、正式に売却活動を依頼する契約(媒介契約)を結びます。
この契約には3つの種類があり、どれを選ぶかによって活動内容が変わります。
- 専属専任媒介契約: 1社だけに依頼する契約です。自分で買主を見つけてくることもできませんが、報告頻度が高く(1週間に1回以上)、手厚いサポートが受けられます。
- 専任媒介契約: 1社だけに依頼する契約ですが、自分で買主を見つけることは可能です。報告頻度は2週間に1回以上です。
- 一般媒介契約: 複数の会社に同時に依頼できる契約です。自由度は高いですが、各社からの報告義務がなく、サービスの優先度が下がる可能性があります。
三井のリハウスの「360°サポート」や「売却保証」などの特典を利用するには、通常、専属専任媒介または専任媒介での契約が条件となります。
本気で売るなら、専任系がおすすめです。
STEP 4:販売活動の開始
契約を結んだら、いよいよ販売活動がスタートします。
ここが三井のリハウスの腕の見せ所です。
物件の写真を撮影し、魅力的な紹介文を作成して、自社サイトやポータルサイト、チラシなどで広く宣伝します。
また、全国のネットワークや既存顧客リストを活用して、購入希望者にアプローチします。
購入検討者から「見学したい」という連絡が入ったら、日程を調整して内覧(内見)に対応します。
売主が居住中の場合は、掃除や整理整頓をして、好印象を与えられるよう準備しましょう。
担当者も立ち会い、物件の魅力をアピールしてくれます。
STEP 5:売買契約の締結
購入希望者が見つかり、「買いたい」という申し込み(買付証明書)が入ったら、価格や引き渡し時期などの条件交渉を行います。
双方の合意が得られれば、不動産売買契約を締結します。
この際、買主から手付金(売却価格の5〜10%程度)を受け取り、仲介手数料の半金を不動産会社に支払うのが一般的です。
契約書には難しい条項も多いですが、三井のリハウスの担当者が重要事項説明を行い、細かく説明してくれるので安心です。
STEP 6:決済・引き渡し
契約から1〜3ヶ月後を目安に、決済と引き渡しを行います。
買主から残りの代金全額を受け取り、同時に鍵を引き渡して、所有権移転登記の手続き(司法書士が代行)を行います。
住宅ローンが残っている場合は、受け取った代金で一括返済し、抵当権を抹消します。
また、固定資産税や管理費などの精算もこの日に行います。これで売却取引自体は完了です。
STEP 7:確定申告(翌年2月〜3月)
売却手続きが終わっても、税金の手続きが残っています。
不動産を売却して利益(譲渡所得)が出た場合は、所得税・住民税の課税対象となるため、翌年の2月16日から3月15日の間に確定申告をする必要があります。
逆に損失が出た場合でも、確定申告をすることで税金が安くなる特例(損益通算など)を使える場合があります。
三井のリハウスでは、税理士による無料相談会などを開催していることもあるので、活用すると良いでしょう。
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【比較】三井不動産リアルティはどんな人におすすめ?

ここまで三井不動産リアルティ(三井のリハウス)の特徴、メリット、デメリット、そして費用の仕組みまでを詳しく解説してきました。
しかし、どんなに優れた会社であっても「すべての人にとってベストな選択肢」であるとは限りません。
最後に、三井のリハウスが「おすすめな人」と「おすすめできない人」を整理しました。
おすすめな人
以下のような希望や条件を持っている方にとって、三井不動産リアルティは間違いなくおすすめのパートナーとなります。
- 大手ブランドの「安心感」と「信頼性」を何よりも重視する人:「聞いたことのない会社に任せるのは不安」「コンプライアンスや個人情報の扱いがしっかりしている会社が良い」という方には最適です。契約書類の正確さやトラブル時の対応力は業界随一であり、精神的な安心感を得ながら売却を進められます。
- 売却後のトラブルを保証でカバーしたい人:築年数が古い物件などを売る場合、引き渡し後に雨漏りや設備の故障が見つかって買主と揉めるリスクがあります。「360°サポート」を利用すれば、最大500万円までの補修費用や設備修理をカバーしてもらえるため、万が一の出費に怯えることなく取引を終えたい方におすすめです。
- 都市部の物件で、早期売却を目指す人:東京、大阪、名古屋などの主要都市圏に物件を持っている場合、三井のリハウスの豊富な顧客リストと販売網を最大限に活かせます。「3ヶ月以内の成約率約69%」というスピード感は、住み替えのスケジュールが決まっている方にとって大きな魅力です。
- 適正価格で確実に売りたい人:「AI査定」と膨大な取引データに基づいた査定額は、市場の相場を正確に反映しています。「高値掴みで売れ残る」という失敗を避け、現実的な価格で着実に成約させたい堅実派の方に向いています。
おすすめできない人
一方で、以下のような条件や優先順位を持っている方には、三井のリハウスは最良の選択ではないかもしれません。
- 地方(対応エリア外)の物件を売りたい人:三井のリハウスは都市部に特化しているため、店舗がない地方エリアや郊外の過疎地域では、そもそも対応を断られる場合や、十分なサポートが受けられない可能性があります。その地域の特性を知り尽くした、地場の有力な不動産会社の方が親身に対応してくれるケースがあります。
- 仲介手数料の安さを最優先したい人:「サービスや保証は最低限でいいから、とにかく手数料を抑えたい」というコスト重視の方は、手数料定額制や半額、あるいは無料を謳うディスカウント系の不動産会社の方が適しています。三井のリハウスはあくまで「正規の手数料に見合った質の高いサービス」を提供する会社です。
- 「囲い込み」のリスクを徹底的に避けたい人:大手特有の両手仲介による「囲い込み」のリスクを絶対に排除したいと考えるなら、売主だけの利益を追求する「片手仲介専門」のエージェント会社(SREリアルティなど)を検討する価値があります。
- 一攫千金を狙って相場よりかなり高く売りたい人:三井のリハウスはデータに基づいた「適正価格」を重視するため、相場を大きく逸脱した高値での売り出しには慎重な姿勢を見せることがあります。「時間はかかってもいいから、奇跡的に高く買ってくれる人を待ちたい」というチャレンジングな売却には、あまり積極的ではないかもしれません。
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まとめ
今回は、不動産仲介業界のリーディングカンパニーである三井不動産リアルティ(三井のリハウス)について、その評判や実態を徹底解説してきました。
不動産売却を成功させる最大の秘訣は、最初から1社に絞り込まず、冷静に比較検討することです。
三井のリハウスは間違いなく最有力候補の一つですが、一括査定サイトなどを活用して他社の提案や査定額と比較することで、より納得感のあるパートナー選びができるはずです。
ぜひこの記事も参考に、理想の一社を見つけてみてくださいね。



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