不動産売却を検討している人の中には、街でよく目にする「住友不動産販売(すみふの仲介ステップ)」が気になっている人もいるのではないでしょうか。
業界トップクラスの実績を誇る大手ならではの安心感がある一方で、ネットで検索すると「やばい」「しつこい」といったネガティブな評判や口コミが目につき、問い合わせを躊躇してしまう方も少なくありません。
そこでこの記事では、住友不動産販売のリアルな評判の真相から、他社にはない独自の強みである「ステップオークション」、気になる仲介手数料の仕組み、そして業界内で噂される「囲い込み」のリスクまで解説します。
ぜひ最後まで参考にしてみてくださいね。
本文に入る前に、不動産を少しでも高く売却したいと考えている人にとても重要な情報をお伝えします。
近年不動産の価値がどんどん上昇しているこのタイミングで売却をしようとしているとき、一番やってはいけないことは知っていますか?
それは、1社のみに売却価格の査定をしてもらうことです。
不動産には 決まった価値があるわけではありません。そのため、査定額に数十万円、場合によっては数百万円以上の違いが出てくることもザラにあるんです。
例えば下記を例にしてみましょう。
- A社の査定額:1500万円
- B社の査定額:1700万円
- C社の査定額:2000万円
もしここでA社のみに査定依頼をしてしまうとどうなるでしょうか。
「プロが言うことだから1500万円が妥当なんだろう」と思い込み売却を決断すると、500万円も損をしてしまうのです。
このような事態にならないためにも、できるだけ多くの会社に売却価格の査定を依頼することが高値売却への最重要事項となってきます。
「でも、適正価格を知るために査定依頼をしたいけど、一体いくつの会社に依頼すれば良いのかわからない・・・」
そう思ってしまいますよね。
理想は6社以上です。
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それでは本文に入っていきましょう。
住友不動産販売(すみふの仲介ステップ)とは

不動産売却を成功させるための第一歩は、信頼できるパートナー選びから始まります。
数ある不動産会社の中で、街中でよく見かける「住友不動産販売」は、日本を代表する総合不動産企業「住友不動産グループ」の中核を担う大手仲介会社です。
近年では「すみふの仲介ステップ」という親しみやすいブランド名で展開しており、その名の通り、顧客の人生のステップアップを支援する姿勢を打ち出しています。
業界トップクラスの実績を支える「直営ネットワーク」
不動産仲介業界において、会社の規模や実績は、そのまま「買い手を見つける力」に直結します。
住友不動産販売は、長年にわたり取扱高・仲介件数ともに業界トップ3に入る実績を維持しています。
この実績を支える基盤となっているのが、全国に広がる「直営ネットワーク」です。
不動産会社の中には、看板は同じでも経営が異なるフランチャイズ(FC)形式をとっているところも多くありますが、住友不動産販売は直営方式にこだわっています。
直営であることの最大のメリットは、情報の共有スピードと質の均一化です。
全国の営業センターが単一のシステムでつながっているため、例えば「東京在住の顧客が、地方の実家を購入したい」といった遠隔地のニーズや、「A店で相談を受けたが、条件に合う物件がB店のエリアにある」といった情報を、タイムラグなく共有することができます。
マンツーマン営業体制
住友不動産販売を選ぶ最大の理由として挙げられるのが、同社独自の方針である「マンツーマン営業体制」です。
これは、不動産業界の効率化の流れとは逆行するように見えるかもしれませんが、顧客にとっては極めて大きなメリットをもたらすシステムです。
多くの大手不動産会社では、業務効率化のために「分業制」を採用しています。
例えば、査定をして媒介契約を結ぶまでは「受託担当(エージェント)」、広告やネット掲載を行う「集客担当」、購入希望者を案内する「販売担当」、そして契約手続きを行う「契約担当」といった具合に、フェーズごとに担当者が変わることが一般的です。
企業側にとっては効率が良いこのシステムも、売主にとっては「毎回違う人に同じ説明をしなければならない」「担当者間で話が伝わっていない」「誰に相談すればいいのか分からない」といった「たらい回し」のストレスを生む原因となりがちです。
また、売却活動の責任の所在が曖昧になりやすいというデメリットもあります。
対して、住友不動産販売のマンツーマン営業体制では、最初の問い合わせや査定の段階から、販売戦略の立案、広告活動、問い合わせ対応、物件の案内、価格交渉、重要事項説明、契約締結、そして最終的な物件の引き渡しに至るまで、一人の専任担当者が一貫してサポートを行います。
専任担当者は物件の魅力を誰よりも深く理解した上で買い手への営業を行うことができるため、熱意の伝わり方が違います。
また、売主にとっても窓口が一つであるため、連絡がスムーズで、信頼関係を築きやすいという利点があります。
住友不動産販売の評判・口コミ

不動産会社を選ぶ際、公式ホームページに並ぶ美辞麗句よりも気になるのが、「実際に利用した人の生の声」ではないでしょうか。
ここでは、実際に利用したユーザーの口コミを分析し、解説します。
良い評判・口コミ
ポジティブな口コミの中で最も多く見られ、かつ共通しているのが、「売却までのスピード感」に対する驚きと感謝の声です。
「半年はかかると覚悟していたが、媒介契約からわずか2ヶ月で買い手が見つかった」「ネットに掲載してすぐに内覧希望が入り、トントン拍子で話が進んだ」といった具体的な成功事例が報告されています。
なぜこれほどまでに早いのでしょうか。
その理由は「直営ネットワーク」と「豊富な購入希望者リスト」が機能している点にあります。
住友不動産販売の各営業センターには、常に「このエリアで〇〇マンションが出たらすぐに教えてほしい」「学区限定で探している」といった、購入意欲の高い待機顧客の情報が膨大にストックされています。
物件情報を公開した瞬間に、条件に合致する既存顧客へダイレクトにアプローチできるため、ゼロから広告を出して集客を始める他社に比べて、初動のスピードが圧倒的に速いのです。
悪い評判・口コミ
一方で、Googleなどで住友不動産販売について検索しようとすると、サジェスト(予測変換)に「やばい」「しつこい」といった口コミもあります。
これらのネガティブな評判の多くは、実は「熱心すぎる営業活動」の裏返しであるケースがほとんどです。
具体的には、「ポストにチラシが頻繁に入っていて迷惑」「一括査定サイトに登録したら、直後に電話がかかってきて驚いた」といった内容が中心です。
住友不動産販売は伝統的に「営業力の強さ」を売りにしている会社であり、体育会系とも評される積極的な営業スタイルが特徴です。
売主にとっては頼もしい「熱意」であっても、まだ売却を急いでいない人や、単に相場を知りたかっただけの人にとっては、その圧倒的な熱量が「しつこさ」として映ってしまうことがあります。
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他社にはない「ステップオークション」とは

数ある不動産仲介会社の中で、住友不動産販売が独自の強みとして展開しているサービスが「ステップオークション」です。
不動産売却には大きく分けて、一般の個人を探して売る「仲介」と、不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」の2つの方法があります。
ステップオークションは、この両者のメリットを融合させた、いわば「ハイブリッドな売却手法」と言える画期的なシステムです。
通常、不動産売却といえば、チラシやインターネット広告を出して、広く一般の購入希望者を募る方法が主流です。
しかし、この方法では「いつ売れるか分からない」「いくらで売れるか確約がない」という不確定要素がつきまといます。
一方で、業者による買取は、確実に売れる反面、市場価格の7割程度に安くなってしまうというデメリットがありました。
このジレンマを解消するために生まれたのがステップオークションです。
では、具体的にどのような仕組みで、なぜ売主に有利な条件を引き出せるのか、そのメカニズムを深掘りしていきましょう。
「プロ」に一括紹介する仕組み
ステップオークションの最大の特徴は、一般の購入希望者(エンドユーザー)への販売活動を行いながら、並行して住友不動産販売が提携する多数の「購入検討優良事業者(宅建業者)」に対して、物件情報を一括紹介できる点にあります。
一般的な不動産会社でも、売れ残った場合に備えて買取業者を紹介してくれるケースはありますが、それはあくまで「売れなかった時の保険」や「最終手段」としての位置付けであることがほとんどです。
しかし、ステップオークションは違います。
売却活動の初期段階から、あるいは売主の希望するタイミングで、積極的にプロの業者へアプローチをかけます。
登録されている事業者は、マンションのリノベーション再販業者、戸建分譲業者、収益物件の投資会社など多岐にわたります。
売主は、一般個人からの購入申込みを待ちつつ、裏側ではプロの業者たちから「この価格なら買い取ります」という入札(オファー)を受けることができます。
そして最終的に、「最も高い金額を提示してくれた業者」に売るか、あるいは「一般の個人」に売るか、条件の良い方を自由に選ぶことができるのです。
「売却先を制限せず、選択肢を最大化できる」ことこそが、このサービスのメリットです。
なぜ「オークション形式」だと高く売れるのか
「買取は安くなる」というのが不動産業界の通説ですが、ステップオークションではその常識を覆す高値売却の事例が多く生まれています。
その理由は、システム名にもある通り「オークション(入札)形式」を採用していることにあります。
特定の1社だけに買取見積もりを依頼した場合、業者は競合がいないため、自社の利益を最大限確保できる安めの金額(足元を見た金額)を提示しがちです。
しかし、ステップオークションでは多数の業者が一斉に情報を閲覧し、入札を行います。
業者側からすれば、人気の物件を仕入れるためには、ライバル業者よりも高い金額を提示しなければなりません。
そこには激しい「競争原理」が働きます。
「利益を削ってでも、この物件は自社で仕入れたい」「他社に取られたくない」という心理が働き、結果として買取相場の上限、あるいは一般市場価格に近い水準まで価格が吊り上がる可能性があるのです。
また、参加する業者が多種多様であることも重要です。
例えば、ある古家付きの土地に対して、A社は「解体して新築用地」として評価し、B社は「リノベーションして再販」として評価するとします。
それぞれの業者が異なる視点で物件のポテンシャル(収益性)を計算するため、最も高く評価してくれる「最高値の買い手」とマッチングできる確率が格段に高まります。
スピード現金化と契約不適合責任免責
金額面だけでなく、取引の安全性やスピードにおいても、ステップオークションを利用するメリットは甚大です。
まず一つ目は「早期現金化」と「確実性」です。
一般個人が買主の場合、契約後に住宅ローンの本審査が行われます。
もし審査に落ちてしまえば、契約は白紙に戻り(ローン特約)、また一から販売活動をやり直さなければなりません。
これは売主にとって精神的にも時間的にも大きなロスです。
対して、プロの業者は事業資金として融資枠を確保していたり、現金で購入したりするため、ローン特約が付かないケースがほとんどです。
契約即決済、あるいは最短期間での現金化が可能であり、「〇月までに確実に資金が必要」という住み替えや相続納税などの期限がある方にとっては、大きなメリットとなります。
二つ目は「契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)の免責」です。
通常、売却後に雨漏りやシロアリ被害などの欠陥が見つかった場合、売主はその修補責任を負わなければなりません。
築年数が古い物件を売る際、これは大きなリスクとなります。
しかし、買主がプロの宅建業者である場合、消費者を保護する法律の趣旨から、この責任を免除(免責)とする特約を結ぶことが一般的です。
「売った後にクレームが来ない」「後から修理費用を請求されない」という安心感は、特に古い建物を売却する売主にとって、多少価格が下がったとしても選びたいと思わせる大きなメリットです。
一般市場で敬遠される「難あり物件」でも可能な場合もある
ステップオークションで最も大きなメリットとなるのは、実は「普通のきれいなマンション」よりも、一般個人には敬遠されがちな「条件の厳しい物件」かもしれません。
- 広すぎる土地(広大地): 個人では総額が高すぎて手が出ないが、分譲業者なら分割して販売できるため高値がつく。
- 築古・要リフォーム物件: 個人はリフォーム費用の見当がつかず不安がるが、プロはノウハウがあるため適切に価値判断できる。
- 不整形地・高低差のある土地: 造成工事が必要な土地も、プロなら開発用地として活用できる。
- 権利関係が複雑な物件: 借地権や底地、共有持分の売買など、専門知識が必要な案件もプロなら取り扱える。
このように、一般のポータルサイト(SUUMOなど)に掲載してもなかなか問い合わせが入らないような物件であっても、プロの視点では「お宝物件」に見えることがあります。
プライバシー重視のニーズにも対応
最後に、プライバシー保護の観点も見逃せません。
事情があって「近所に知られずに売却したい」というケースは少なくありません。
離婚、金銭的な事情、あるいは単にご近所の噂になりたくないなど、理由は様々です。
通常の仲介活動では、チラシ配布やネット掲載を行うため、どうしても周囲に知られるリスクがあります。
しかし、ステップオークションを利用して業者への紹介のみに絞れば、一般公開することなく水面下で売却活動を進めることが可能です。
提携業者は秘密保持の義務を負っているため、情報が外部に漏れる心配はありません。
また、業者が買主であれば、購入検討のための内覧も一度きりで済むことが多く、何度も知らない人を家に上げるストレスからも解放されます。
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住友不動産販売で売却するメリット・独自サービス

大手不動産会社に仲介を依頼する最大のメリットは、豊富な資金力と組織力を背景にした「付帯サービス」の充実にあります。
売却後の不安をゼロにする保証「ステップエスコート」
中古住宅の売却において、売主が最も頭を悩ませるのは「売った後に何か欠陥が見つかったらどうしよう」という不安です。
これを法律用語で「契約不適合責任」と呼びますが、引き渡し後に雨漏りや給排水管の故障などが発覚した場合、原則として売主は修復費用を負担しなければならないリスクがあります。
このリスクを解消するために用意されているのが、住友不動産販売の看板サービス「ステップエスコート」です(※物件の築年数やエリアにより適用条件があります)。
また、建物本体だけでなく、住宅設備(給湯器、換気扇、調理器具など)の故障についても保証対象となるプランがあります。
中古物件では「引き渡し直後にお湯が出なくなった」「換気扇が回らない」といったトラブルが頻発しますが、修理交換費用をカバーしてもらえるため、予期せぬ出費を防ぐことができます。
多彩な演出メニュー
「家を売る」ということは、一つの「高額商品」を市場に出すということです。
商品のパッケージが魅力的でなければ手に取ってもらえないのと同様に、不動産も第一印象がすべてです。
住友不動産販売では、物件のポテンシャルを最大限に引き出し、購入意欲を掻き立てるための「販売支援サービス」が非常に充実しています。
まず基本となるのが「プロカメラマンによる物件撮影」です。
最近の購入検討者は、スマホでポータルサイトの写真を見て、内覧に行くかどうかを瞬時に判断します。
暗くて生活感のある写真や、手ブレした写真では、その時点で検討候補から外れてしまいます。
プロの技術で、明るく、広く、魅力的なアングルで撮影された写真は、閲覧数を劇的に向上させる効果があります。
さらに、近年注目されているのが「バーチャルステージング」です。
これは、空室になった部屋の写真に、CG(コンピュータグラフィックス)技術を用いておしゃれな家具や小物を配置する演出です。
「何もないガランとした部屋」よりも、「センスの良いインテリアが配置された生活イメージの湧く部屋」の方が、購入後の暮らしを具体的に想像しやすく、好感度が上がります。
実物の家具を搬入するホームステージングは高額な費用や手間がかかりますが、バーチャルなら手軽に高品質な演出が可能です。
Webとチラシの「メディアミックス戦略」
どんなに良い物件でも、その情報が購入検討者に届かなければ意味がありません。
住友不動産販売のもう一つの大きな武器は、圧倒的な「広告宣伝力」です。
現代の不動産探しはインターネットが主流ですが、同社はSUUMO(スーモ)やat home(アットホーム)といった大手ポータルサイトへの掲載はもちろんのこと、自社サイトの運営にも莫大なリソースを投じています。
住友不動産販売の自社サイトは不動産流通業界の中でもトップクラスのアクセス数を維持しています。
豊富な写真掲載枚数、見やすい間取り図、詳細な周辺環境情報など、ユーザー目線で作られたサイトは検索順位も高く、多くの購入希望者を自社サイトだけで集客できる力を持っています。
しかし、Webだけで終わらないのが住友不動産販売の真骨頂です。
新聞折込チラシやポスティングといった「紙媒体」の活用においても、他社を圧倒する量と質を維持しています。
「ネットを見ない高齢者層」や「今は具体的に探していないが、近所で良い物件があれば住み替えたい層」といった潜在顧客にアプローチするには、チラシが依然として最強のツールだからです。
各地域の営業センターが、エリアごとの住民属性やマンションの特性を熟知しているため、「どのエリアに、どんなデザインのチラシを撒けば反響があるか」というノウハウが蓄積されています。
知っておくべきデメリットと注意点

ここまで住友不動産販売のメリットや強みを中心に解説してきましたが、完璧な不動産会社など存在しません。
どのような会社にも、必ずデメリットや注意すべき点はあります。
重要なのは、それらを事前に正しく理解し、自分の売却プランや性格に合っているかどうかを見極めることです。
仲介手数料の値引きは原則不可?
まず最初に理解しておくべきは、コスト面についてです。
不動産売却にかかる最大の経費である「仲介手数料」について、住友不動産販売は基本的に値引きに応じないスタンスを取っています。
世の中には「仲介手数料半額」や「一律定額制」を売りにする格安仲介会社も増えています。
そうした会社と比較すると、住友不動産販売の手数料(法定上限額:売買価格×3%+ 6万円+消費税)は割高に感じるかもしれません。
例えば、3,000万円の物件を売る場合、手数料は約100万円になります。
もし「手数料半額」の会社なら50万円で済むため、その差額は決して小さくありません。
なぜ値引きをしないのでしょうか。
それは、同社が「手数料を値引くよりも、高く売ることで顧客に還元する」というビジネスモデルを採用しているからです。
前述したような手厚い保証サービス(ステップエスコート)、プロによる広告宣伝、マンツーマンでの営業活動、豊富な人員配置などを維持するためには、相応のコストがかかります。
安易に手数料を下げてサービスの質を落とすよりも、正規の報酬を頂き、その分圧倒的な販売力で「相場より100万円高く売る」ことを目指す。
それが住友不動産販売の考え方です。
したがって、「サービスは最低限でいいから、とにかく経費を安く抑えたい」というコスト重視派の方には、同社は不向きと言えるでしょう。
「囲い込み」リスクと高い両手取引比率の真実
次に、不動産業界の構造的な問題として指摘される「囲い込み」のリスクについてです。
「囲い込み」とは、売主から依頼を受けた不動産会社が、自社で買主を見つけて「両手仲介(売主と買主の双方から手数料をもらうこと)」にするために、他社からの購入申し込みや内覧依頼を意図的にブロックする行為のことです。
ポジティブに見れば、「自社の販売力が強く、他社に頼らなくても買い手を見つけられる実力がある」と言えます。
豊富な顧客リストを持つ同社ならではの結果とも取れます。
しかし、ネガティブに見れば、「他社からの問い合わせを断り、自社の顧客だけで取引を完結させようとしている(囲い込みをしている)のではないか?」という疑念を持たれやすい数字でもあります。
もし囲い込みが行われると、本来なら他社経由でもっと高く買ってくれる人がいたかもしれないのに、そのチャンスを逃してしまうことになります。
積極的すぎる営業スタイルとの相性問題
最後に、同社の企業文化とも言える「営業スタイルの激しさ」についても触れておく必要があります。
住友不動産販売は、業界内でも特に「営業熱心」な会社として知られています。
これは「早く売りたい」売主にとっては頼もしい限りですが、まだ検討段階の人や、マイペースに進めたい人にとっては「しつこい」「強引」と感じられる原因になり得ます。
対策としては、最初の段階ではっきりとコミュニケーションのルールを決めておくことです。
「電話は仕事中で出られないので、連絡は必ずメールにしてください」「しつこい営業電話があれば、その時点でお断りします」と毅然と伝えておけば、担当者も無茶なアプローチは控えるようになります。
また、もし担当者のペースに巻き込まれそうになったら、その場即答せず、「一度持ち帰って家族と相談します」とワンクッション置く冷静さを持つことが大切です。
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住友不動産販売の仲介手数料

不動産売却において、必ず発生するのが「諸費用」です。
その中で最も大きなウェイトを占めるのが、不動産会社に支払う「仲介手数料」です。
ここでは、仲介手数料の正しい計算方法や支払いのタイミングについて解説します。
仲介手数料の仕組みと計算方法【シミュレーション】
まず大前提として、仲介手数料は「完全成功報酬」です。
相談や査定、広告活動をしてもらったとしても、最終的に売買契約が成立しなければ1円も支払う必要はありません。
この点は、売主にとってリスクのない安心できるシステムと言えます。
手数料の金額は、宅地建物取引業法によって上限が定められています。
住友不動産販売を含む多くの大手仲介会社では、この法定上限額を正規手数料として設定しています。
計算式は売買価格によって3段階に分かれていますが、一般的に400万円を超える不動産取引では、以下の「速算式」を用いて算出します。
- 仲介手数料(税込) = (売買価格 × 3% + 6万円) × 1.1(消費税)
この「プラス6万円」という部分は、低価格帯(200万円以下、400万円以下)の計算部分を調整するための定数であり、決して謎の手数料ではありませんのでご安心ください。
では、実際にいくらかかるのか、具体的な売却価格ごとのシミュレーションを見てみましょう。
- 売却価格 2,000万円の場合:(2,000万円 × 3% + 6万円) × 1.1 = 72万6,000円
- 売却価格 3,000万円の場合:(3,000万円 × 3% + 6万円) × 1.1 = 105万6,000円
- 売却価格 5,000万円の場合:(5,000万円 × 3% + 6万円) × 1.1 = 171万6,000円
- 売却価格 8,000万円の場合:(8,000万円 × 3% + 6万円) × 1.1 = 270万6,000円
ご覧の通り、売却価格が上がれば手数料も比例して高額になります。
3,000万円のマンションを売る場合、手元に残るお金から約100万円が引かれる計算になりますので、資金計画を立てる際には必ずこの費用を考慮に入れておく必要があります。
売却の流れと査定申し込み方法

不動産売却は、人生で何度も経験するイベントではないため、多くの人にとって未知の領域です。
「何から始めればいいのか」「どのタイミングで何が必要になるのか」といった全体像が見えていないと、不安ばかりが募ってしまいます。
売却完了までの5ステップ
売却活動は、大きく分けて以下の5段階で進行します。
ステップ1:相談・査定依頼
すべての始まりは「いくらで売れるのか」を知ることからです。
住友不動産販売の公式Webサイトにある査定フォーム、または電話で最寄りの営業センターへ問い合わせを行います。
この段階では、まだ売ることを確定していなくても構いません。
「将来的な住み替えを検討している」「相続した実家の価値を知りたい」といった相談レベルでも快く対応してくれます。
必要な情報は、物件の所在地、種別(マンション・戸建て・土地)、面積、築年数などの基本的なデータです。
手元に登記簿謄本や購入時のパンフレットがあれば、よりスムーズに話が進みます。
ステップ2:査定・媒介契約
担当者から提示された査定価格(売り出し提案価格)に納得し、売却の意思が固まったら、正式に依頼するための「媒介契約」を結びます。
これが売主と不動産会社のパートナーシップのスタート地点です。
媒介契約には以下の3種類があり、自身の戦略に合わせて選択する必要があります。
- 専属専任媒介契約: 1社のみに依頼。自分で買主を見つけることも不可。週1回以上の報告義務あり。最も拘束力が強いが、その分手厚いサポートが期待できる。
- 専任媒介契約: 1社のみに依頼。自分で買主を見つけることは可能。2週に1回以上の報告義務あり。住友不動産販売ではこの形態が最も一般的です。
- 一般媒介契約: 複数の会社に重ねて依頼可能。報告義務なし。人気エリアなどで競争させたい場合に有効だが、各社からのサポートが手薄になるリスクも。
住友不動産販売の強みである「マンツーマン営業」や各種保証サービスをフル活用したい場合は、「専属専任」または「専任」を選ぶのが基本路線となります。
ステップ3:販売活動
契約を結んだら、いよいよ市場での販売スタートです。
住友不動産販売では、自社サイトやポータルサイトへの掲載、新聞折込チラシ、既存顧客への紹介、そして「ステップオークション」による業者へのアプローチなど、多彩なチャネルを駆使して購入希望者を探します。
この期間中、売主にとって重要なのは「内覧(物件見学)」の対応です。
購入検討者が実際に家を見に来る際、部屋を片付けたり、明るく出迎えたりすることで印象は大きく変わります。
担当者と連携し、最高の状態で物件をプレゼンしましょう。
ステップ4:売買契約
購入希望者から「購入申込書(買付証明書)」が提出され、価格や引き渡し時期などの条件交渉がまとまれば、売買契約を締結します。
契約時には、重要事項説明書の読み合わせが行われ、売主・買主双方が署名・捺印を行います。
そして、証約手付金として売買価格の5〜10%程度の現金を、買主から受け取ります。
これにより、契約は法的な拘束力を持ちます。
ステップ5:決済・引渡し
契約から1〜2ヶ月後、住宅ローンの本審査などを経て、最終的な決済を行います。
残代金の受領と引き換えに、鍵を買主へ引き渡し、司法書士によって所有権移転登記が行われます。
また、固定資産税や管理費の日割り精算、仲介手数料の残金支払いもこのタイミングで完了します。
これで売却完了となります。
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住友不動産販売はどんな人におすすめ?

ここまで、住友不動産販売(すみふの仲介ステップ)の特徴、評判、独自の強み、そして注意点について詳しく解説してきました。
最終的な判断材料として、「おすすめできる人」と「おすすめできない人(注意が必要な人)」を整理しました。
おすすめな人
以下の条件に当てはまる方は、住友不動産販売は特におすすめです。
1. 大手の「安心感」と「一貫したサポート」を最優先する人
「初めての不動産売却で何から手をつければいいか分からない」「手続きのミスが怖い」という方には、業界トップクラスの実績を持つ同社が最適です。
特に、最初から最後まで一人の担当者が窓口となる「マンツーマン営業体制」は、忙しいビジネスパーソンや、事情を何度も説明するのが面倒な方にとって非常に快適です。
「担当者がコロコロ変わって話が通じない」というストレスから解放され、責任の所在がはっきりした状態で安心して任せることができます。
2. 「期限」が決まっており、早期の現金化を目指す人
転勤、子供の進学に合わせた住み替え、相続税の納税期限など、「いつまでに売らなければならない」というタイムリミットがある場合、同社のスピード感は強力な武器になります。
豊富な顧客リストへのアプローチに加え、独自の「ステップオークション」を利用すれば、一般個人の買い手が見つからなくても、プロの買取業者へスムーズに売却先を切り替えることが可能です。
「売れ残るリスク」を極限まで減らしたい方にとって、この二段構えの仕組みは大きな精神的安定材料となります。
3. 住友不動産ブランドのマンションにお住まいの人
「シティタワー」や「シティハウス」など、住友不動産が分譲したマンションや、管理会社が住友不動産建物サービスの物件を所有している方は、迷わず候補に入れるべきです。
物件の構造や魅力を熟知していることはもちろん、仲介手数料の割引特典(10〜20%程度)を受けられるケースが多く、金銭的なメリットが直接的に得られます。
同じブランドのマンションを探しているファン層の顧客リストも厚いため、高値売却のチャンスも広がります。
4. 多少の手間よりも「高く売る」ための熱意を求める人
「週末ごとの内覧対応や、頻繁な打ち合わせをしてでも、1円でも高く売りたい」という意欲的な売主には、同社の体育会系とも言われる営業スタイルがマッチします。
担当者は売却というゴールに向かって泥臭く動いてくれるため、その熱量に応えられる方であれば、最強のタッグを組むことができるでしょう。
おすすめできない人
一方で、以下の価値観や状況にある方は、住友不動産販売のサービスと相性が合わない可能性があります。
契約後に後悔しないよう、慎重な検討が必要です。
1. とにかく「仲介手数料」を安く抑えたい人
「サービスの質はそこそこで良いから、経費を最小限にしたい」と考える方には、法定上限額の手数料を基本とする同社は割高に感じるはずです。
最近では「手数料半額」や「定額制」を打ち出すネット系不動産会社も増えています。
手厚い保証やチラシ広告などの付加価値を求めないのであれば、そうした格安仲介会社を選んだ方が、手取り額の計算上は有利になる場合があります。
2. 営業電話やチラシ攻勢を「ストレス」に感じる人
「まだ売るかどうか迷っている段階で、あまり構わないでほしい」「静かに検討したい」という方にとって、同社の積極的なアプローチは負担になるかもしれません。
もちろん、「連絡はメールのみで」と要望を出せば配慮はしてもらえますが、企業文化として「攻めの営業」が根付いていることは理解しておく必要があります。
自分のペースを絶対に乱されたくない方は、より穏やかな営業スタイルを取る地場の不動産会社などの方が相性が良いかもしれません。
3. 「囲い込み」のリスクを徹底的に排除したい人
「両手取引比率が高い」というデータに対し、「自社の利益のために情報を隠されるのではないか」という不安が拭えない方は、最初から1社に絞り込むのは避けるべきです。
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まとめ
この記事では、住友不動産販売(すみふの仲介ステップ)の評判や特徴について、メリットとデメリットの両面から解説してきました。
結論として、住友不動産販売は「マンツーマン営業」による手厚いサポート体制と、全国直営ネットワークを活かした圧倒的な「販売力」を兼ね備えた、非常に信頼性の高い不動産会社です。
特に独自の「ステップオークション」は、一般仲介と業者買取のメリットを融合させた画期的なシステムであり、早期売却や高値売却を目指す方にとって強力な武器となるでしょう。
不動産売却の成功において最も重要なのは、「信頼できる担当者に出会えるかどうか」です。
ネット上の口コミや評判はあくまで参考の一つに過ぎません。
百聞は一見に如かずと言われるように、まずは「無料査定」を利用して、実際の担当者の熱意や提案力を肌で感じてみることをおすすめします。
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